ゼンレスゾーンゼロの「吸音テスト」が11月24日から始まりました。
テストに参加できたので、感想を簡単に紹介します。
ゼンレスゾーンゼロ面白い?
結論から言います。
戦闘の楽しさがハンパないゲームです。
高速かつ派手なアクション戦闘が爽快感たっぷりで、カメラワークからキャラクターのアニメーション含めてカッコイイ。
面白いかどうかと聞かれたら、「面白い」と即答できます。
ただし、問題点もあります。
今のところ、成功するかどうかは半々(50%)といった印象です。個人的には、ゼンレスゾーンゼロはなんとなく爽快感のあるアクションやりたくなった時にプレイするゲームで、毎日プレイするゲームではないという印象を持ちました。
ログインボーナスやスタミナなどはあるのですが、毎日その楽しさが持続するのかは疑問です。
問題点は一番下で解説しています。
どんなゲーム?
町で依頼を受けたり、キャラクターと交流したり、ミニゲームができる。
依頼に応じてホロウと呼ばれる空間に入り、マスを移動しながらゴールを目指す。
マスって何だよ?って感じだと思いますが、モニターがいっぱいあって、スゴロクのマスみたいな感じになっており、そのマスを自由に移動することができます。敵がいるマスに行くと戦闘。
パズル要素もあります。
戦闘空間に入り、敵を倒したり、与えられた任務をクリアする。
さっき言ったマスの移動でゴールのマスにたどり着くとステージクリアになります。
ステージをクリアすると、町に戻ります
原神みたいな戦闘?
近いけど違います。「崩壊3rd」や「パニシンググレイレイヴン」の方が近いです。
ゼンレスゾーンゼロでは、敵の攻撃を回避する時にキャラを交替します。
原神よりも「回避重視」の戦闘になっています。
ゼンレスゾーンゼロでは敵の攻撃をタイミングよく避けるのが基本です。
また、条件を満たすと、仲間と連携攻撃をしながらキャラチェンジします。下の画像は連携攻撃の場面です。どのキャラと交替するかが表示され、選んだキャラが場に出て技を使います。
パーティは3人編成です。
そしてとにかく速い。戦闘のテンポで言えば、原神の倍くらいのスピードです。
戦闘の特徴は?
「ブレイク値」と呼ばれるゲージがあり、敵を攻撃すると溜まっていく。
ブレイク値が100%になると敵がブレイク状態になり、動かなくなる。
ブレイク状態の敵に、「重撃」攻撃を当てると、連携スキルが発生。連携スキルを使うことでチーム内の他のキャラと連携攻撃をする。
また、自分が敵の攻撃を受けてふっとばされた時、味方キャラと瞬時に交替して、味方キャラが敵を攻撃しながら場に登場する。
ガチャはどうなってる?
原神や崩壊スターレイルと同じですが、最高ランクのレアは★5ではなく「Sランク」と呼ばれます。
★5→S
★4→A
★3→B
という感じのレアリティになっています。
また、Sランクキャラの排出率も0.6%です。天井もあります。
ベータでは1回限り40連でSランクの天井がありました。
それ以降は90連で天井のようです。
探索要素はある?
あるような、ないような。
少なくとも戦闘を行うマップには探索要素はありません。
平和な街は色々見て回れますが、そこまで広いわけではないです。
探索は最小限と言っていいでしょう。
他に特徴は?
漫画のような形でストーリーが語られることがあります。
静止画ですが、次々に画像が切り替わるため飽きません。ボイス付きです。ボイスコミックというやつです。
これだけでなく、3DCGを使ったカットシーンもあります。
また、原神や崩壊スターレイルと比べると、全体的に落ち着いたトーンのグラフィックです。色味を抑えているとでも言えばいいのか。
それと、音楽はポップでノリノリです。
原神の音楽はクラシック基調で壮大な感じですが、ゼンレスゾーンゼロは現代音楽です。
また、作品全体の雰囲気もコミカルでノリが良い感じ。どこかアメコミっぽさもある。
キャラクターもHoyoverseの他の作品(原神、崩壊3rd、スターレイル)とは異なるデザインや雰囲気です。近未来・現代風の世界が舞台だからでしょう。
どんなストーリー?
『ゼンレスゾーンゼロ』は、HoYoverse の最新都市ファンタジーARPG。舞台は、「ホロウ」と呼ばれる超自然災害により現代文明が壊滅した後の世界。滅亡をもたらしかねない災いの中、「新エリー都」はホロウ災害への対抗策と資源を手に入れたことにより、逆境を乗り越え発展、いつしか現代文明の最後の光となった。プレイヤーは、ホロウからの離脱をガイドする「プロキシ」と呼ばれる特殊な仕事を請け負う専門家となり、個性豊かな仲間たちと共に冒険へと踏み出し、未知なる強敵に挑み、新エリー都の隠された秘密を解き明かしていく。
現代文明が崩壊した後の世界が舞台です。
しかし、街の見た目は現代です。
主人公兄妹はレンタルビデオ屋を経営しており、仲間から店長と呼ばれています。
ホロウと呼ばれる異空間があり、街の一部がホロウに飲み込まれています。
そのホロウに飲み込まれない場所に作られたのが「新エリー都」という街で、主人公達が拠点としてます。
不満点は?
序盤のクエスト部分が長すぎることです。
このゲームの楽しさは戦闘にあります。なので戦闘をもっと体験したくても、ストーリーを強制される時があるのでかったるい時があります。
おそらく実装されているストーリーを全部クリアすればバトルが中心になってくるのでしょう。
また、ある程度ゲームを進めると、やれることが少なくなってくるのと、遊びの幅が狭いというのが挙げられます。
3~4種類の異なるコンテンツがないとすぐに飽きてしまうと思います。
アクションゲームでは、常に新しいことがないとプレイヤーは楽しさを感じません。
ゼンレスゾーンゼロはソシャゲの育成システムなので、オフラインのRPGのように、新しい装備や武器が次々に手に入ったり、レベルが上がって新しい技が使えるようになったりするわけではありません。
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