原神のナタの太古の時代の歴史を紹介します。
龍による統治
太古のテイワットで、天理とニーベルンゲン率いる龍の軍勢による戦いが勃発し、テイワットの天地が崩壊しました。
大戦を生き残った一部の龍たちは、今のナタがある場所へ逃げ延びました。
そして龍の子孫や眷属のヴィシャップは、龍の君主(炎龍)のおかげで自由を手に入れました。
この時代、ナタの龍達は暴虐を尽くしていました。
盗炎の賢者
ナタの状況を危惧した賢者『ワシャクラフン・ウバ・カン』は、「源火」から種火を持ち出し、浮遊島を創造し、ナタを探索しました。
そこで、龍から隠れて暮らしていた人間達を見つけました。この時代、ナタの人間達は天空の島からの導きを得られなくなってしまっており、蛮族のようになっていました。
しかし、龍の賢者は人間の強靭さと団結力に感服し、「知恵の火種」を人間に与えることにしました。
このおかげでナタの人間は知恵を経て、「燃素」を扱えるようになり、文明も誕生しました。
龍の賢者は、火種から知恵を得たナタの人間の子孫から救世主が生まれ、その者が悪龍を斬り殺し、王座に就くと予見しました。
※この賢者は現代では「盗炎の賢者」と呼ばれているようです
大霊の誕生
龍の賢者から種火を授かった英雄・チャアクは、仲間にも種火を分け与えました。
チャアクは仲間たちと共に、暴虐を尽くしていた悪龍を倒し、ナタの最初の部族を築きました。
時間が経つにつれて仲間達は死んでいき、最後はチャアクひとりだけになってしまいました。また、チャアクの部族も離散してしまいました。
チャアクは死の間際に山に登り、原初の火を灯し、かつての仲間との再会を願いました。
夜域の神はチャアクの願いを聞き入れ、夜神の国に大霊が誕生しました。
争いの時代と王の登場
その後、ナタでは様々な部族が作られ、誰がナタの人間全体を統べる覇者になるのかを決める争いが続きました。
しかしある時、「太陽のように眩しく、曙光のように温かな王」がナタに現れました。
黒曜石の大剣を背負っていたというその王は、各部族に休戦の盟約を交わさせ、夜神の国の聖者達も争いをやめました。
こうして、突如現れた「温かな王」が、戴冠し、ナタを統治することになったようです。
この王が統治していた時代、アビスの漆黒の獣たちはナタに姿を現さなくなったといいます。
出展
これらのストーリーは聖遺物「黒曜の秘典」のストーリーに書かれています。
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