「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」の正直な感想です。
長いと読むのが大変なので要点を簡潔に
- ウルトラハンドの操作性が悪すぎる
- ウルトラハンドによる創作要素の強制は楽しさより面倒臭さが勝る
- 基本的にブレスオブザワイルドを少し煩雑にしたゲームです
- 武器関連のUI操作が面倒
- 素材集めの作業感が増している
個人的にブレスオブザワイルドの祠が嫌いだったのですが、それがまだマシに思えるくらいウルトラハンドで色々組み立てる機能が邪魔です。
素材の向きを変えてくっつけて・・・というのをコントローラーでやらされるのが苦痛です。マウスだったらまだ許せたかも。
オープンワールドを冒険する楽しさやテンポの良い進行を妨げるようなウルトラハンドは、ゼルダの伝説には不要です。ちょっとした溝を超えるにもウルトラハンドを使わないといけない。以前のリンクならフックショットで軽く飛び越えていたでしょう。
自分はもともとマインクラフトのようなビルディングゲームやクラフティングゲームはあまり好きではなく、戦闘や探索をしたい人間なので、余計にそう感じてしまいますが、昨今のスマホゲームの単純さに慣れた人達がウルトラハンドを面倒に感じないのだとしたらそれはそれで凄いなと思ってしまいます。
「色んな乗り物が作れる!」は、それが独立していてゲームの進行を妨げないのなら楽しいかもしれませんが、序盤からウルトラハンドを使わないと先に進めないというのは結構しんどかったです。子供は本当にこれ楽しいと思えるのでしょうか?
チュートリアルで板とフックをくっつけて向こう側に渡るギミックがありますが、あの時点でめんどくさ!と思ってしまいました。
スクラビルドの仕組み自体は凄いと思えるのですが、先述のようにクラフトを楽しめないクチなので、面倒だと感じてしまいます。
そう考えると、子供の頃にプレイした「神々のトライフォース」や「時のオカリナ」は本当に優れたゲームだったと思います。
グラフィックは6年前の前作と大して変わりません。というか、全体的に霞がかっているのが気になります。
ということで積みゲーになりそうです。
ゲームの中で何かを作るということや、謎解きパズルがひたすら好きな人にはオススメできますが、オープンワールドで爽快な戦闘をしたいという人は少し考えてから買うかどうか決めるべきです。
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