少女前線2こと「ドールズフロントライン2」のクローズドベータをプレイしました。
簡単な感想です。
- グラフィック、特にキャラクターの3Dモデリングはかなり良い
- モーションなどにも力が入っている
- 戦闘はほぼ自動でできてしまうので味気ない
- スノウブレイクのようなステージ選択式のゲーム進行
- Live2Dではない普通の静止画立ち絵での会話で、3Dモデルがもったいない
- ストーリーは微妙
成功できるのか?
ベータテストをプレイした感じでは、悪いゲームではありませんでした。
ただ、「ぱっとしない」というのが正直な感想です。
3Dのキャラクターグラフィックは非常によく出来ています。クオリティが高いです。
しかし、せっかく高品質な3Dグラフィックを用意しているのに、キャラクター同士の会話シーンはソシャゲによくある2Dの静止画です。Live 2Dですらありません。
プレイヤーを世界観や物語に引き込む力は弱いと思いました。
戦闘はXCOMのようなターン制の戦略ゲームになっています。
これ自体はこの手のゲームでは結構珍しく、注目に値するものの、自動戦闘があるのでほぼ何もせずクリアできます。
その結果、ドールズフロントライン2の戦闘自体に魅力を感じづらくなってしまっています。
もう少し戦略的に色々考えて戦う部分が強ければ楽しいですが、ただキャラクターが動いているだけで戦闘の醍醐味は感じませんでした。
中国ではドールズフロントライン2ははっきりいって失敗しました。ゲームシステムが面白ければ多少炎上しても復活できます。
しかし、それができていないということは、ゲームシステムがつまらないということの現れだと思います。
βテストをプレイした限り、駄目なゲームとは思いませんでしたが、話題を掻っ攫うほどでもないという印象でした。
リリースされた際にはある程度人を集めることができるかもしれませんが、「アークナイツ:エンドフィールド」や「NTE」「Project Mugen」といった新作が出てくると、忘れられてしまうかもしれません・・・。
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