「予言顕れ、新月来る」という原神のウェブイベントが始まりました。
2025年3月14日に月食が起こるので、タイミングを合わせたものだと思われます。

このイベント、あまりに重要すぎます。
満ち欠けしないテイワットの月はかつての月の亡骸だと言われています。
月の三女神の話です。
「砕夢奇珍」や「竹林月夜」といった原神の初期から実装されている本にもそのことが書かれています。

“新たな月の神がまもなく降臨する”





月の三女神が出てくる「竹林月夜」のアニメ
竹林月夜という原神のゲーム内にある本をアニメ化したものです。
※日本語字幕に対応しています
解説
古代のテイワットには、「エリア」「サンナタ」「カノン」という3つの月があったとされています。
しかし、大戦(おそらく天理とニーベルンゲンの)によって、3つの月は破壊されたようです。
「モンド」は月という意味です。「璃月」の名前にも月が入っています。テイワットにおいて月が非常に重要な存在であることは初期から示唆されてきました。
砕けた月の一つはナタの魔神任務で始めてその姿を現しました。『古月の遺骸』

淵海に落ちた「赤き影」と表現されているものが、おそらく↓これ

古代のカーンルイアには「赤月王朝」があり、赤い月が崇拝されていたようです。
「小さな魔女と消えない炎」という本では、『血緑色の月』という表現がされています。

鶴見にある石板
バージョン2.2。2021年に実装された「鶴見島」にある壁画には、3つ並んだ月が描かれています。

月の破壊で旧テイワットは壊滅的な打撃を受けた
イベントの画像や文章を見る限り、月の三女神が没したことで、テイワットが甚大な被害を受けたことが窺えます。
被害というよりも文明が滅んでいるレベルです。
月が失くなったことで海の底に沈んでいます。
月の三女神が生きていたのは、鐘離が誕生するよりも前、つまり6000年以上前だと言われています。
つまり、月はテイワットを維持するために必要なシステムの一部だったと考えられます。
では、今のテイワットはどうやって世界を維持しているのか?
層岩巨淵の地下。なぜあそこに文明の痕跡らしきものがあるのか。
あれは月がまだあった頃、海に沈む前の旧テイワットではないか?

「永遠」の加護を失った世界
月の三姉妹がいなくなったことで、テイワットは終焉へと向かっている。
テイワットという世界のシステムを維持するには月が必要だった。
聖遺物「氷祭りの人」のストーリーにこうあります。
“循環の終点には、大地が再び春を迎える。だから、「永遠」は環の形だ。“

テイワットは世界が滅びてもまた再生されるようなシステムになっていたのだと思います。このことを「永遠」と呼んでいるのでしょう。永遠に滅びない世界。
しかし、循環システムの一部である月が失われたため、その再生が行われない=終焉を迎えてしまう状態になってしまった。
ナド・クライでは月に関するストーリーが展開される
このイベントのタイミングを考えると、ナド・クライでは月と月の神にまつわるストーリーが展開されます。
ウェブイベントページが更新されたら追記します。
月の三女神の秘密がわかると、原神のストーリーの全体像が見えてきます。
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