2023年2月現在、原神において強すぎるキャラクター。それがニィロウです。
ニィロウは実装前段階では、「使いづらいのではないか?」という評価がされていました。実際、実装直後はキャラ性能ランクもそこまで高くありませんでした。
しかし、ナヒーダの実装、さらにはヨォーヨの実装等を経て、ニィロウは最強クラスのキャラクターとなりました。
深境螺旋ではその強さを遺憾なく発揮しており、ニィロウパーティが組めれば楽勝で★36クリアが出来てしまうほどです。今、螺旋の攻略に困っている人には「ニィロウ使ったら?」と言えばOKです。
かつて旅人を苦しめた「魔偶三兄弟」も、ニィロウパーティなら楽々突破することができます。
強すぎると対策が取られる・・・
かつて、鐘離のシールドがあまりに強すぎたため、「どんな敵も鐘離がいれば負けることはない」という状況になってしまいました。
そこで、鐘離対策のためにmiHoYoが取った対抗手段が「侵蝕ダメージ」です。
シールドを貫通してじわじわHPが減少する、いわゆるDoTにより、パーティに鐘離がいたとしても完凸していなければヒーラーが必要という状況を作り出しました。
さらに、それだけでは飽き足らず、味方キャラにシールドが付与されていると強くなってしまう「黒蛇騎士(シャドウハスク)」も実装されました。シールド対策(鐘離対策)ここに極まれり。
そんな侵蝕ダメージやシャドウハスクですら問題ないのがニィロウパーティです。
ニィロウパーティには心海やヨォーヨ、バーバラなどのヒーラーが必ずおり、HPをひたすら盛れば良いニィロウはシールドがなくても敵の攻撃を耐える能力を兼ね備えています。
予想されるニィロウ対策
では、ニィロウパーティにはどんな対策が取られるのでしょうか?
1.草元素シールド
開花は草元素ダメージであるため、草元素のシールドを張る敵にはダメージを与えられません、したがって、草元素シールドを持った敵は対策になるでしょう。
2.草元素ダメージ無効
草スライムや無相の草のように、草元素ダメージが効かない敵にはニィロウパーティはほとんど役に立ちません。
3.シールドを張らないと大ダメージ
既に「エンシェントヴィシャップ」や「若蛇龍王」など、シールドを張っていないと大ダメージを受ける攻撃をしてくる敵がいます。これがさらに強力なものになると、水元素あるいは草元素のシールドキャラが登場するまでは厳しくなるでしょう
4.草・水以外の元素を必要とするギミック
「黄金王獣」や「禍津御建鳴神命」のように、特定の元素がないとギミック解除・発動に時間がかかる敵は対策になるでしょう。草と水以外の元素が必要な場合、ニィロウパーティでは解除できないので、別の編成を強いられることになります。
5.特定の元素反応を必要とする敵
既に「プライマル構造体」や「マトリックス」のように、雷元素あるいは激化反応を必要とする敵がいます。このように水と草だけでは発生させられない元素反応がないと倒せない敵が登場すると対策になるかもしれません。
上記のような敵を螺旋の前後半両方に含めることにより、ニィロウパーティへの対策が取られる可能性はあります。
草元素シールドの敵がいない理由
もし頻繁に出現する「アビスの魔術師」や「ヒルチャールの王」「トリックフラワー」のような雑魚敵が草元素のシールドを纏うと、せっかくの新キャラクターも「草元素弱くね?」と思われてしまう可能性があります。
草元素が実装されて間もないタイミングで草元素が弱いと思われてしまうと、当然ガチャの草キャラが避けられてしまうので、あえて草元素シールドの敵をすぐには実装しなかったのだと思われます。「無相の草」だけはその設定上、草元素ダメージを無効化する必要がありましたが、倒すには草元素が必要になっています。
強すぎると対策が取られる理由とは・・・
強すぎるキャラクターへの対策を取る理由は、「他のキャラを引く必要がなくなってしまうから」です。
原神はガチャが収益を支えており、新キャラのガチャに課金してもらうことが必要になります。
「このキャラがいれば他のキャラがいなくても何の問題もない」というようなキャラクターに対策が取られないと、必然的にガチャの収益は落ちます。
地味に取られている「凍結対策」
実は、ここずっと密かに取られていた対策が「凍結パーティ対策」です。
凍結パーティは綾華や申鶴が実装されたタイミングで、とてつもなく強いことで知られていました。
凍結すると敵が何もできなくなってしまう上に、共鳴効果や聖遺物のセット効果で会心率が上がるという恐ろしい特徴がありました。
miHoYoが草元素と氷元素の元素反応を設けなかったことからも、氷元素をナーフしようとする意図を汲み取ることができます。
今でも凍結パーティは強いものの、キャラクター性能ランキングで最上位のTierに氷元素キャラは一人もいなくなりました。
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