原神のPC版における「設定」の「画面」で変更できるグラフィック関連の項目についての解説。
フレームレート
1秒間に描画するフレーム数。
60だと1秒間に60コマのフレームを生成する。
大きいほどスムーズな映像になる。
垂直同期
モニター側の更新タイミングとPC側の描画タイミングを同期させる技術で、画面のちらつきを抑えることができる。
モニターがG-SyncやFree Syncに対応している場合はOFFでも良いが、通常はONを推奨。
ONにすると極僅かな遅延が発生するが、原神のようなRPGではほとんど気にならない。
レンダリング精度
内部レンダリング解像度のこと。デフォルトは1.1
画面解像度以上あるいは以下でグラフィックを描画することができる。高くするほどPCへの負荷が増大する。
シャドウ品質
画面に表示される「影」の品質。
グローバル・イルミネーション
壁や物に反射した光のような「間接光による影響」の品質。
視覚効果
アンビエントオクルージョンと同じ。
高く設定するほど建物や物体に自然な陰影がつき、立体的に表示することができる。
SFX
戦闘時に発生するエフェクトなどの品質。
高いほどエフェクトが綺麗になる。
シーン細部
主に物体の輪郭に対するライティングの品質に影響する。
高くするほど光の処理が精細なものになる。
アンチエイリアス
CG特有の、輪郭がギザギザする現象(ジャギー)を低減することができる。
FSR 2.0かSMAAを選ぶことができる。
- FSR 2.0の方が輪郭がシャープで鮮明
- SMAAは輪郭が若干ぼやけるが、FSRよりジャギー(ギザギザ)が低減される
※FSR=フィデリティFX・スーパー・レゾリューション
※SMAA=サブピクセル・モーフォロジカル・アンチエイリアシング
筆者のおすすめはSMAAですが、鮮明な映像を好むならFSR 2をオススメします。
ボリュームフォグ
霧やもや等、土埃を描画するかどうか。
低スペックなPCの場合、これがONだとカクカクするかもしれない。
反射
地面や物体に反射する光を描写するかどうか
モーションブラー
視点を動かした時などに、被写体ぶれを表現するかどうか。
フレームレートで60を選択しているならOFFか低が推奨。
Bloom
洞窟から外に出た時などに、光が溢れ出るような表現をするかどうか。
人群れの密度
街にいるNPCの人数に影響する。ただし、話しかけられるNPCは変わらない。
マルチプレイ時、チームメイトのSFX
マルチプレイで他のプレイヤーがスキルを使った際にエフェクトを表示するかどうか。
完全にブロックだと他のプレイヤーのエフェクトは表示されない。
サブサーフェス・スキャタリング
半透明な物体の内部で光が散乱する表現の品質に影響する。
例えば、人間の肌に強い光があたると、赤っぽく中が透けるが、サブサーフェス・スキャタリングはそういったメカニズムを指す。
異方性サンプリング
テクスチャフィルタリングに影響する。
斜めの視野角にあるグラフィックの画質を上げることができる。
わかりやすい例としては、異方性サンプリングを高くすると遠くに見える地面がより鮮明で高品質になる。
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