【原神】『カーンルイア』に関するストーリーの考察。滅亡した理由

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原神

カーンルイアは原神の世界にかつて存在した国。500年前に滅亡した。カーンルイアは『地下に隠されていた』とされる。

情報が増えてきたので今後整理する予定です。

事実

まずは「事実」を整理します。これらはストーリーや書物の中で語られており、実際に起こったことです。

  • アビスの魔物がカーンルイア、さらにはテイワット全土を襲った
  • 「呪い」によりカーンルイアの民がヒルチャールや魔物に姿を変えた
  • 天理により七神が招集され、カーンルイアへ向かった
  • 神によりカーンルイアは滅ぼされた
  • カーンルイアでの戦いで雷電眞や先代の水神は死亡した
  • カーンルイアの災厄の後、氷の女皇は人が変わったようになった
  • 不死の呪いを受けたのは血筋が純粋なカーンルイア人のみ
  • カーンルイアは国外の人間も受け入れていた
  • カーンルイア人はアビスの力を手に入れたいと考えていた

カーンルイアが滅んだ理由

カーンルイアは500年前に天空の島(セレスティア)と神々によって滅ぼされました。

神々がカーンルイアを滅ぼしたのは、伝説の錬金術師「黄金」の研究が原因だとされています。

「黄金」と呼ばれたカーンルイアの錬金術師レインドットは、錬金術によって生命を誕生させる「黒土術」の研究をしており、人間を錬金術で生み出すことを目的とした「原初の人間計画」を進めていました。

アルベドは錬金術によって生み出された

カーンルイアは地下の国だったため、テイワットにいるような自然の生物がほとんどおらず、カーンルイア人は錬金術で生き物を作ろうとしました。人間が地下で生活できることは「淵下宮」が証明しています。

“黄金”レインドットは、生命を作るだけに飽き足らず、もっと強力な生物を錬金術で作りたいという願望を抱き、「ドゥリン」のような竜を作るまでになりました。

カーンルイアはテイワットの七国と異なり、統治する神がいません。カーンルイアは「神」ではなく「人」によって作られた国です。

カーンルイアが戦いを仕掛けたのか、天理の調停者とテイワットの神々が先に仕掛けたのかはわかりませんが、500年前の戦争が起こることになりました。

レインドット達、カーンルイアの錬金術師によって生み出された錬金生物達がテイワットに侵攻し、七国で壮絶な戦いが繰り広げられました。黄金王獣などがその名残です。

レインドットによって生み出された「黄金王獣」

聖遺物「血染めの騎士道」に次のように書かれています

偉大なる古国は不義の裁きを受けた
偉大なる古国の民は化け物だと歪曲された
我が騎士道、こんな不公平を断じて許さん

血染めの騎士

血染めの騎士はカーンルイアを訪れた際、カーンルイアが神々によって滅ぼされたのは「理不尽」だという考えに至っています。つまり、カーンルイア側に100%原因があるわけではなさそうです。

また、カーンルイアの騎士達は最後までアビスの魔物と戦っており、遺跡巨像はアビスの魔物と戦うために稼働していたようです。

カーンルイア人はアビスの力を使おうとした?

コロタール・アルベリヒは、アビスの力を手に入れることができれば全てを掌握できると語っていました。

レインドットや他のカーンルイア人もアビスの力を利用することを考えていたかもしれません。

しかし、アビスの底から来た「禁忌の知識」がキングデシェレトの文明を滅ぼしたように、アビスが災いを招くのは確かです。

アビスの力を利用しようとした結果、漆黒の魔物の侵入を許してしまったという可能性も否定できません。

この世にいる神々は、一瞬たりとも人間の味方をしたことなどない…

コロタール・アルベリヒ

カーンルイアは「禁忌の知識」の解読に成功した?

スメールで発見できるメモで、カーンルイア人が世界の外から知識を得ることで、遺跡機械を含む、カーンルイアの機関術を実現できたことが明かされています。

王国の四柱が今日の繁栄を迎え、世界法則の桎梏を突破する機関術を実現できたのは、言うまでもなく天外の秘密を覗き見たお陰であると重々理解しております

誰かが残した手紙

禁忌の知識の中身は、マハールッカデヴァータやアペプでも理解できなかったとされています。しかし、カーンルイア人は禁忌の知識を解読することができたため、それを使って国の機関術を高度なレベルに発展させることができたようです。

カーンルイア人が世界の外から情報を得ていたことが、500年前の災厄に繋がった可能性も高いです。

本当の災厄は未然に防がれたのか

ダインスレイヴの紹介文には「未来が過去を救う」と書かれています。

カーンルイアが原因で発生した災厄を防ぐために、天理と神々は先にカーンルイアを滅ぼしたという可能性もあります。

これが何を意味するのかというと、時の神「イスタロト」によって、天理が時間を遡り、カーンルイアを滅ぼすことによって過去も未来も変えたという可能性です。

原神にはイスタロトという古代の神がおり、イスタロトは時間を超越することができます。イスタロトに関しては、雷電将軍の伝説任務や淵下宮関連のストーリーで登場します。

何も手を打たなかった結果、テイワットがカーンルイアの災厄で崩壊した。だから時間を戻って先に手を打った。そういう考察をすることもできます。上の画像の紹介文はその可能性を示しています。

奇妙な点

カーンルイアの災厄に関して、一つの大きな疑問があります。

なぜ、カーンルイアの民は魔物に姿を変えられた後、天理によって抹殺されなかったのか?

普通に考えれば、カーンルイアという国を滅ぼしたのだから、天理と神々がカーンルイア人をヒルチャールなどの魔物に変えてテイワットに放ったままにしておくのはあまりにも不可解です。

天理はテイワットを管理している身ですから、魔物を放置してわざわざテイワットを危険に曝す理由はありません。

カーンルイア滅亡の真の理由は『崩壊』なのか?

miHoYo(Hoyoverse)の別作品「崩壊3rd」と「原神」は同じ世界観を共有しています。並行世界のように言われることもあります。

崩壊3rdでは「崩壊エネルギー」によって地球の文明が発展しすぎる前に、様々な超常現象によって滅亡するという設定があります。

天理の調停者の外見等、いくつかの理由により、テイワットも『崩壊エネルギー』に曝されている可能性があります。

ゲーム冒頭に登場する「天理の調停者」は、崩壊3rdの「律者」の外見に似ている。

カーンルイアは錬金術で人間を作れるほど非常に発展した文明があり、崩壊エネルギーがあるのなら、カーンルイアがきっかけでテイワットそのものが滅亡する恐れがあります。

カーンルイア人

ダインスレイヴ・・・カーンルイア宮廷親衛隊「末光の剣」。カーンルイアの生き残り

アルベド・・・500年前の戦争の後にレインドットの錬金術によって生み出された

レインドット・・・カーンルイアの錬金術師。生死は不明ながら、500年前の戦争を生き延びた。

道化・・・ファデュイ最初の執行官。執行官(ファトゥス)を率いている。カーンルイアの元宮廷魔術師。

ガイア・・・両親がカーンルイア人。アルベリヒ一族はカーンルイア王朝の摂政だった。

ハールヴダ・・・宮廷親衛隊の一員。呪いによって黒蛇騎士となった

ヒルチャール, アビス教徒など・・・ヒルチャールやアビス教徒、シャドウハスクといったモンスターは呪いで姿を変えられてしまった元カーンルイア人達

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