【原神】フォンテーヌの歴史。「レムス」「エゲリア」そして「フリーナ」

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原神

原神に登場する国「フォンテーヌ」の歴史。

原始の時代

数千年、あるいは数万年前、テイワットは天上に住む神々によって直接統治されていました。

「天界からの使者」が地上にやってきて地上の人々を導き、テイワットの人々は平和に暮らしていたようです。

また、この時代の人々は法律や権力による支配も必要としていませんでした。

この時代は「ヒュペルボレイア」「ナタランティアン」などと呼ばれています。

時代の終焉

しかし、時代のどこかで、人々は永遠に続く平和に飽き始め、神託に従おうとしなくなりました。

スメールのキングデシェレトのように、テイワットの法則から抜け出すことを考えました。

要するに、天界にいる神の言うことを聞くのをやめて、ルールを破ろうとしたというわけです。

これに天上にいる神々は激怒し、津波を発生させて人々が住んでいた都市を破壊し、さらに大雨が百日降り続いて文明が海の底に沈みました

未開の時代

文明が海の底に沈んでから時が流れ、ようやく海の水が引いて再び陸地が顔を出すようになった時代。

フォンテーヌ人は山林や川のほとりに棲み、文明の無い、原始人のような野蛮な生活をしていました。つまり、「リセットされた」ような状態です。

さらに時が流れ、スメールでは「ジュラバド王朝」が転覆し、モンドの貴族がフォンテーヌの近くまでやってくることがあったようです。

しかし、この時代もまだフォンテーヌには文明が無く、人々は自然のなすがままの原始的な生活を送っていました。

レムリア帝国時代

ある時、「レムス」という神が、「フォルトゥナ号」という金色の船に乗ってフォンテーヌにやってきました。

レムスは人々に耕作の技術を教え、土地を耕し、神殿や都市を築き、人々に住居を与えました。さらに、レムスは人々に音楽や芸術を教え、人間が他の動物とは違うという自覚を持たせました。つまり、フォンテーヌに再び「文明」を興しました。

レムスはフォンテーヌに「レムリア」という国を築きました。

船乗り達のために天高く聳える塔を作ったり、巨大な神殿や闘技場を建てたり、芸術家達の街を作ったり、黄金の宮殿が作られたり、レムリアは黄金の国と呼ばれるほど繁栄しました。

レムス王とその艦隊はフォンテーヌのすべての島を征服し、さらには海淵の下で暮らしていた巨大な竜さえも従えました。

レムスは、原始胎海の水が永遠の命と無限の知恵をもたらすと信じていました。

予言とレムリア滅亡

レムリアの人々が繁栄を謳歌していた時、「どれほど栄えた帝国でも徹底的な破滅を迎えるもの」という不吉な予言が伝えられました。

レムスは運命の審判を逃れられると信じていました。また、レムリアの人々もレムス王の統治が永遠に続くものだと信じていました。

しかし、レムスは神として数々の罪を犯しました。

中でも、神だけが持てる権力を人間に譲ろうとしたことが最も罪深かったようです。

力と権力を得た人間は堕落し、フォンテーヌの他の部族から搾取したり、土地を奪うなどし、それに対抗する形で、レムリアでは暴動や反乱が起こり、フォンテーヌ全体が戦火に包まれました。

水龍「スキュラ」は、蛮族や純水精霊、ヴィシャップなどを引き連れてレムリアを襲いました。

そしてある時、フォンテーヌの大地が一夜にして崩壊し、建物や塔は根こそぎ倒れ、レムリアの都市と人々は天まで届くような大波に飲み込まれて海の底に沈みました。

エゲリアの時代(~500年前)

レムスの没落を経てフォンテーヌの神となったエゲリアは、生き残ったフォンテーヌ人を集め、諸族間の争いを収め、廃墟の上に新しい都市国家を作り、法律によって統治しました。その都市が現在の「フォンテーヌ廷」です。

伝説では、エゲリアが純水精霊を生み出したと言われており、テイワット各地の水脈を結んだようです。

原罪

エゲリアは原始胎海の力を使い、純水精霊を人に変えました。エゲリアは天理の許可なく人を創ったため、フォンテーヌ人と水神は罪を背負うことになりました。

この時代、純粋精霊によって「水仙十字院」が組織されました。水仙十字院では様々な研究が行われており、アラン・ギヨタンやジェイコブなど、フォンテーヌの重要人物の多くが水仙十字院に所属していました。

カーンルイアを発端とする500年前の災厄で他の七神同様にエゲリアも招集され、スメール北西部で死に、甘露の水となりました。

フォンテーヌでは「エリナス」という巨大な獣が現れ、フォンテーヌの艦隊と戦いました。

エゲリアの死後、フォンテーヌの純水精霊は絶滅し、新たな純水精霊も生まれなくなったようです。また、フォンテーヌでは「濁水幻霊」という別の元素生命体が生まれるようになったようです。

フリーナの時代

エゲリアの死後、フリーナ(フォカロルス)がフォンテーヌの神に昇格しました。

フォカロルスは、予言されている滅亡を回避するため、自身から神格を分離。人の部分を「フリーナ」と名付け、神を演じさせることにしました。

フォカロルスは水龍の後継者である「ヌヴィレット」をフォンテーヌ廷に招き、最高審判官の地位に据えました。

そして、神格は諭示裁定カーディナルのコアと一体化し、律償混合エネルギーを集め始めました。

400年以上前、ルネとジェイコブにより秘密結社「水仙十字結社」が創設されました。水仙十字結社では、アビスの力を利用することで、フォンテーヌの予言を生き延びることのできる新たな人類を作ろうとしていました。

400年以上前、水仙十字結社とマレショーセ・ファントムが戦い、その戦闘で「エリナス」の体内に傷が作られ、そこから「メリュジーヌ」が生まれました。

エリナスの肉体は死んでいたものの、心臓のようなコアが残されており、エリナスの意識も残っていました。エリナスはメリュジーヌ達に家の作り方を教えました。しかし、時が立つにつれてほとんどのメリュジーヌはエリナスの声を聞けなくなりました。

フォンテーヌの最高審判官・ヌヴィレットは、メリュジーヌ達をエリナスの外に連れ出し、メリュジーヌは人間と共存するようになります。

一方、エリナスの遺体がアビスの力の影響を受け「ブリーチャープリムス」という謎の生命体も誕生しました。

アラン・ギヨタンは「フォンテーヌ科学院」を創設し、予言に対抗するための様々な機械を発明したり、アルケウムの研究をしていました。しかし、爆発事故が起こり、科学院のあった場所は重力異常地帯と化しました。

そして近年、フォンテーヌの海面が上昇を始めており、再び海の底に沈もうとしています。

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