原神のストーリーと世界観における最大の謎
テイワットの空は嘘?
原神のバージョン1.1のイベント「帰らぬ熄星」でスカラマシュが「星空自体、巨大な嘘なんだ」と発言しています。
スカラマシュはこれを「恐ろしい、重大なこと」だと話しており、原神の物語の根幹に関わってくる情報である可能性が高いです。

テイワットの星空が嘘。
これを事実だとすると、テイワットはそこに住む者に本物の世界のように錯覚させている空間である可能性があります。
星と深淵を目指せ
冒険者協会のキャサリンの台詞が「星と深淵を目指せ」です。
テイワットの星空が偽物であるのなら、このキャサリンの台詞は「本当の星空を見つけ出せ」と解釈することができます。
また、ここでいう「深淵」は「アビス」のことです。冒険者協会の本部はスネージナヤにあり、スネージナヤの組織である「ファデュイ」はアビスを調査していたことがあります。
テイワットという言葉はヘブライ語で「箱」あるいは「方舟」という意味があるようです。
深境螺旋

深境螺旋は1層や2層は明るい空ですが、進むに連れて星空になっていきます。12層は周りが完全に星空です。
螺旋は上に登っているというよりは下に降りて行っているような印象があります。もし上昇しているなら、「1層、2層」ではなく「1階、2階」という表現になるでしょう。
普通に考えれば、地下に行くほど「星空」が出てくるのは奇妙です。普通なら地下深くに進めば空から遠ざかります。
逆さまの都市
層岩巨淵の地下には逆さまになった都市の遺跡があります。噴水などが逆さまになっているにも関わらず水が落ちてきません。
しかし、これがもし逆さまではなく「正しい向き」であったのなら?そして、テイワットの人々や建物が実は逆さまだったとしたら・・・・?

原神には「逆さ」という言葉がやたらと出てきます。
アビス教団が遺跡の奥に七天神像を逆さまにして設置していたのも何かしら関係がありそうです。

そして、世界樹も逆さまに生えています。
これがテイワットの姿?
テイワットは下の絵のような姿なのではないかという説があります。
下半分が我々が原神でよく見ている世界。上半分は地下で、そのさらに上には「本当の星空」つまり宇宙空間があります。

世界樹によって隠されている秘密
ファデュイの執行官「博士」によると、テイワットの秘密は世界樹によって隠されているようです。
世界樹はテイワットの生き物の「記憶」を司っており、テイワットの記憶は世界樹に保存され、世界樹から記憶が消えると、テイワットの人々もそれを忘れます。
この事実から考えられるのは、世界樹を使うと、テイワットで暮らす人々や神々、あるいは動物の記憶を操作することができるということです。テイワットを管理する者にとって、触れてほしくない情報があれば、世界樹を使ってそれを記憶から消し去ることが可能です。

パネース(原初のあの方)
白夜国に伝わる書物によると、太古のテイワットには「パネース」と呼ばれる者がいたようです。パネースは世界を創造するために、卵の殻を使って「宇宙」と「世界の縮図」を隔離したとされています。
推測するに、テイワットを卵のような球体の中に収めて、その中に偽の空や星空を映し出している可能性があります。卵というのは比喩なのかもしれませんが、いずれにせよ、外界から隔絶された空間を作ったのだと思われます。
詳しくは↓のページをご覧ください。
【原神】2つの世界線説
原神の世界の歴史は過去に一度改変されており、現在旅人達がいるのは改変後の世界線であるという説があります。
海外のユーチューバーが動画で解説してくれていますが、なぜ双子の片方が500年前のカーンルイアにいたのか、それは世界が改変される前の世界線から移動したからだと推測されています。
天理は元の世界線のままだとテイワットが崩壊するため、ある地点から歴史をやり直してテイワットが滅びないようにしているという説です。テイワットには「イスタロト」という時を操る神がいます。

ダインスレイヴの紹介画像にこのような一文があります。「未来が過去を救い」
時間は不可逆なのになぜ未来が過去を救うのか?それは、新しい世界線を作って繋げることにより、滅びるはずだったテイワットが滅びずに済むからに他なりません。

原神の世界の歴史は未来まで決められている?
世界線の話をしましたが、原神の世界の歴史は「天理の予定通りに進んでいる」可能性があります。
つまり、主人公である旅人はレールの上を進むように、予め決められた歴史を体験しているという説です。
私たちはいずれ再会する
魔神任務第一章第四幕の最後で、旅人は生き別れになっていた兄妹と再会します。
蛍(空)は最後に「いずれ再会する」と告げます。まるで再会するのが決まっているかのように話しています。

旅の途中で主人公が命を落とすようなことは絶対にないとわかっているから「いずれ再会する」と言えるのです。この先の歴史も予め決まっているためです。
だからこそ、主人公が旅を続ければ終点で世界の歪みに気づくことができると双子は確信しています。
「終点」という言葉が出てくるのは、旅がどこで終わるか知っているからだと思われます。
パイモンは文字通り「ガイド」である
テイワット 一のガイドを自称しているパイモンですが、旅人と同行しているのは「辿るべき歴史から外れないようにするため」ではないかと推測することができます。
テイワットに所属しておらず、世界樹の影響も受けない旅人は、歴史から外れてしまう危険性があります。パイモン自身にその自覚はないと思われますが、旅人が決められた歴史を辿るように導く存在がパイモンです。

「また後で来よう。今は他を探索しよう」と言って、テイワットの決められた歴史のレールの上から外れないように旅人を導いているのです。
モナの占いは「占い」ではない?
水占と占星術で何もかも的確に当ててしまうキャラがいます。自称天才占星術師のモナです。
占いで何もかも見通せる、「こんなのチート能力じゃん」と思った人もいるでしょう。

モナの占いは我々が考えているような”占い”ではありません。モナの占いは、「おばば」こと、魔女「バーベロス」が編み出した、テイワットの隠された真実を覗き見る手段です。
テイワットの歴史が未来まで決まっており、それを知ることができたら、完全に的中する占いが可能です。
私が使う「水占の術」は水面に映った星空の幻象に基づいて運命を導き出す占術です。水面に映った偽りの空を通して、世界の真実を覗きます。これはあのおばばが残した唯一のちゃんとした研究成果なんですよ。
モナのボイス
スメールでは一般人の占星術師の研究は禁止されています。学者だけに許されています。
ここまで読んだ人ならなぜ禁止されているのか腑に落ちるはずです。何しろ占星術を極めると世界の真実を覗き見てしまうのですから。
モナがなぜ初期から実装されているのか、不思議に思った人もいるかもしれません。モナはテイワットの秘密にわずかでも触れることができる超重要人物だからです。
偽りの空、星空の下の運命はもう決まっています。
モナの突破時ボイス
テイワットの空が偽りだと知っているのはスカラマシュだけではありません。
余談ですが、モナが待機中に出す水占の盤には「ウリエル」「ガブリエル」「ミカエル」「ラファエル」という大天使の名が刻まれています。
運命の織機
アビス教団関連で「運命の織機(Loom of Fate)」という単語が何度か出てきます。
運命を「織り直す」
つまり、決められた運命を変えるための計画であると思われます。先述した世界線の考察と繋がる所があります。
全ての運命を新たに紡げ
ダインスレイヴ

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