原神の世界の歴史を解説。
旧世界
龍が星を支配し、ヴィシャップや元素生命体が暮らしていたが人間はいなかった。
龍王・ニーベルンゲンと、七王と呼ばれる7体の龍が世界を統治していた。
ある時、ニーベルンゲンの元に星の外から「セダボニン」という者が訪れる。セダボニンはニーベルンゲンに、この世界が滅びる運命にあると告げた。セダボニンはニーベルンゲンを旅に誘うが、ニーベルンゲンは星を守るために誘いを断った。
龍たちは「3つの月」を創造し、ニーベルンゲンが星を離れている間、月の三女神が星を守り統治できるようにした。
天理の到来
翼を持つ者・パネース、七重の災厄の主などと呼ばれる第一降臨者が星に到来。
アスモダイ、イスタロト、ナベリウス、ロノヴァという4つの影を創造し、龍から世界を奪い取る。
さらに、3つの月も天理の支配下に置かれる。
天理は天幕で星を外界と隔離する。(偽りの空の創造)
龍たちが暮らしていた領域は光界と呼ばれていたが、光界の元素は人間のような非元素生命には有害だったため、天理はこれを『炎・氷・水・雷・草・風・岩』の七元素に分解する。
天の使いの時代
到来から400年後、天幕の内側にテイワットを創造した天理は、生の執政・ナベリウスと共に人間や動物を創造する。
創られたばかりの人間は原始的だったため、天空から天の使いが地上に降り、人々に言葉や生活の仕方や農業から建築、哲学に至るまであらゆる事を教え、人間の文明が繁栄を遂げていく。
人類は永遠の安寧の中で平和な暮らしが続いたが、その循環に飽き始める人々が現れる。
神託に従わず、禁忌を犯し、天理が定めた法則を抜け出そうとする者。
これに天理達は激怒し、都市国家を海の底に沈めて滅ぼした。
そして再び原始的な人間を創り、天の使いが導き、文明が繁栄し・・・というのが繰り返された。
天の使いの時代の終焉
この時代、セダボニンが再びテイワットを訪れると、そこにはニーベルンゲンがおらず、別の者によって支配され、星の様子が様変わりしている事に気づいた。
セダボニンは黄金の都・ヒュペルボレイアの少年の身体に憑依し、テイワットに潜入した。
セダボニンは最初の天の使い・コイタルに出会う。コイタルはセダボニンに恋し、セダボニンから天理に支配されない自由な暮らしや星の外の事について教えられる。
コイタルはセダボニンに『禁忌の創造』を教える。この創造術を用いてヒュペルボレイアでは生命が創造されるようになる。その中にはフェイのような雪の妖精も含まれていた。
コイタルはセダボニンの妻となり、共に天理への反逆を開始する。その一環として螺旋の塔(深境螺旋)が建てられる。
しかし、この事を知った天理は天空の釘によってヒュペルボレイアを滅ぼし、さらにコイタルの記憶を消去した。
ヒュペルボレイアに住んでいた人々の生き残りはネフィルヘイム(現在のナド・クライ)へと避難した。
そして、天の使いの一族には仙霊になってしまう呪いがかけられた。
復讐の大戦
少なくとも6000年以上前、龍王・ニーベルンゲンがテイワットに帰還。
禁忌の知識を用いた力を駆使して天理から星を奪い返そうとする。
天理とニーベルンゲンの戦いはテイワットに甚大な被害を与え、淵下宮は地上から地下へと落ち、稲妻は大部分が海に沈んで島国のようになり、ナタの地脈は損傷した。
ニーベルンゲンは天理との戦いに敗れたが、天理も深手を負った。
この大戦の中で、テイワットの3つの月のうち2つの砕け、月の三女神は死んだ。
大戦後、神のいない国・カーンルイアが建国される。



コメント