原神のバージョン5.1の魔神任務・第五章第四幕で、ついに原神のストーリーと世界における謎の一部が姿を現しました。
死の執政の力を得たマーヴィカが一撃を放った後、それがテイワットの空に届き、そして「破壊」しました。

「偽りの空」、その概念はバージョン1.1のイベント「帰らぬ熄星」まで遡らなければなりません。

テイワットの空は偽りである。
では偽物の空の向こう側に何があるのか・・・。それがナタの魔神任務でついに明かされました。
砕けた月
マーヴィカによって破壊されたテイワットの空の向こう側には別の空間があり、そこには砕けた本物の月がありました。
これは月の破片だと推測できます。
テイワットの空にある月は「常に満月」という不思議なものです。
もちろん、テイワットの空は偽りなので、そこにある月も偽りです。
では、本物の月は・・・というと、その向こう側にあり、砕けていました。
「天空」は空の向こう側の空間のこと
原神の世界任務や魔神任務で「天上」「天空」といった表現がされることがあります。
これはテイワットの偽りの空の向こう側にある空間を指していると考えられます。
空自体が偽りなのですから、その上というのは存在しません。
偽りの空はキューブで構成されている
マーヴィカのビームが当たったにも関わらず、テイワットの空にあいた穴は、なぜかブロック状になっています。
テイワットの空は立方体のキューブで構成されているようです。
キューブをどこかで見た覚えがありませんか・・・?
そう、原神の冒頭。謎の神(天理の調停者)との戦いです。

このことが意味するものは・・・
まず、テイワットの外側はおどろおどろしい赤と黒で描かれた終末的な世界になっています。
とてもそこで生き物が暮らしていけるようには見えません。
テイワットは一種の隔離空間であり、世界樹と地脈によって再現された疑似世界です。その事実はテイワットの人々や神々にもひた隠しにされています。
テイワットの外がどうなっているのかは、七神ですら詳しく知りません。
ナヒーダの天賦の説明文にこう書かれています。

逆さになった幻の摩耶の夢
なぜテイワットの創造主は外の空間とテイワットを隔離したのか、そしてテイワットの外の空間には何が広がっているのか、それが双子の最終的なストーリー展開に結びつきそうです。
ナタの魔神任務については別の記事で詳しく解説します
月について
詳しくはゲーム内の「竹林月夜」という本を読むとわかりますが、原神の世界にはかつて3つの月があったとされています。
しかし、大戦(災厄?)が起こり、月は死んだ(破壊された)と伝えられています。
そのうちの1つの月(赤い月)はカーンルイアにあるようです。
かつて、その月に住んでいたのが仙霊や花神です。そして仙霊は「天の使い」の成れの果てです。
マーヴィカが空に穴を開けられた理由
マーヴィカの攻撃が偽りの空を貫いたのはなぜか。
まず、七神であっても偽りの空を破壊することはできません。
しかし、マーヴィカは「ロノヴァ(死の執政)」の力を得ました。
ロノヴァは、テイワットを作ったとされる4体の「影」のうちの1人です。他にも時の神・イスタロトがいます。
神をも凌駕し、テイワットの法則を決めるほどの力を持つロノヴァとの契約で、アビスを退けられる以上の力をマーヴィカは得たため、空を突き破ったのです。
テイワットが隔離されているのは『崩壊』を防ぐためか
「崩壊」というのは、崩壊3rdにおける概念です。

文明が進歩すると、崩壊エネルギーによって破壊されるという仕組みです。
原神は崩壊シリーズの並行世界を舞台にしていることが示唆されており、崩壊エネルギーが存在する可能性は否めません。
テイワットには、異質なほど進んだ文明の装置や機械があることに気づく人も多いでしょう。

テイワットで最も進んだ科学技術はフォンテーヌにありますが、フォンテーヌの科学ですら大きなカメラを使わないと動画は撮影できません。ましてや電話のようなものすらテイワットにありません。
このことを考慮すると「世界の外」から知識を得てこれらの機械は作られたと考える必要があります。しかし、テイワットにはそういった世界の外の進んだ文明の知識を排除しようとする機能があります。
天理は崩壊エネルギーのことを知っており、テイワットを崩壊から防ぐために外界と隔離し、文明が進みすぎないようにコントロールしているのではないかと推測します。
しかし、天理は龍との大戦で深手を負うことになり、本来の力を発揮できなくなったとされています。(そのため神の心を作った)
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