ゼンレスゾーンゼロのサービスが7月から始まりますが、5月23日にサービスが始まった「鳴潮」とどっちをプレイするかと聞かれたら。
筆者はゼンレスゾーンゼロのベータに参加したことがあります。
お気に入りのシーン。
たぶんゼンレスゾーンゼロをプレイします
どちらか片方しかプレイできないのなら、ゼンレスゾーンゼロを選びます。
鳴潮も面白いゲームだと思いますが、いくらか問題があります。
チームが3枠しかないのに、1枠がヒーラー等のサポーターで取られる
鳴潮はヒーラーやシールド役のようなサポートキャラクターが存在します。ヴェリーナが強いと言われる所以です。鑑心も似たような理由でチームに編成します。
このため、オススメの編成では必ず1人はこういったキャラクターを入れることになり、全員アタッカーのようなチームは推奨されていません。
問題は、鳴潮のチーム枠が3つしかないことです。
せっかくたくさんのキャラクターがいても、3人だけ、しかもその1枠はヴェリーナか鑑心か白芷くらいしか選択肢がありません。ということは残り2枠の自由しかありません。
一方、ゼンレスゾーンゼロにはヒーラーはいません。全員アタッカーです。後で理由を説明しますが、ゼンレスゾーンゼロは全員がアタッカーでも問題ありません。オープンワールドではないため、マップ上に落ちてるアイテムを拾ってHPを回復できるからです。
鳴潮のチーム枠が4枠あるいはヒーラーがいなくても問題なく戦える仕組みだったら・・・と思ってしまいます。
重要な戦闘はオープンワールドと関係ない
鳴潮をプレイしていて気づいたのは、鳴潮における重要な戦闘はオープンワールドとあまり関係ありません。
強敵との戦いは、フィールドと別の隔絶された空間で行うか、あるいはフィールドの一角だけを使って行います。
フィールドを広く使って戦闘を行うということはまずありません。
なぜなら、マップを広く使うと戦いづらいからです。ボスが遠くに行ってしまう。
グランド・セフト・オートなどは、マップを広く使ってカーチェイスをしたりしますが、そういったものは鳴潮にはまずありません。
鳴潮の魅力は「戦闘」だけど「オープンワールド」と関係ない
もう一度言うと、鳴潮の戦闘は魅力があります。
しかし、オープンワールドの部分とその戦闘の関係性は希薄です。
戦闘が面白い≠オープンワールドが面白い
こうなってくると、戦闘が楽しくてプレイしてる人は、「オープンワールドでなくてもよくない?」となってしまいます。
逆にオープンワールドを探索するのが疲れてきます。
ゼンレスゾーンゼロの戦闘はより面白い
あくまでベータテストをプレイした限りですが、ゼンレスゾーンゼロの戦闘は鳴潮より面白いしかっこいいです。
操作感が非常に良く、敵の攻撃を避けてこちらの攻撃を当て、連携システムで華麗にキャラチェンジして攻撃をつなげるという流れが楽しいゲームです。
あくまで感覚的な話ですが、ゼンレスゾーンゼロは敵の攻撃をジャスト回避しやすいです。ヒーラーがいないので、そう設計されているんだと思います。
「爽快感」という点では圧倒的にゼンレスゾーンゼロが上です。
ストーリーは言うまでもない
ストーリーに関しては比較にすらなりません。
ゼンレスゾーンゼロのストーリーは現代のような都市を舞台にしており、ギャグテイストでとてもわかりやすく、面白いです。
鳴潮のストーリーはなんだかよくわからない・・・という感じです。
普段からゲームでストーリーを重要視しているのですが、鳴潮のストーリーはプレイヤーと感情とキャラクターの感情が一致していないまま話が進みます。
ストーリーに魅力がないオープンワールドゲームは、最終的には戦闘だけになってしまいます。
そうなった時、もっと戦闘が面白く、ストーリーに魅力があるゲームの方が楽しく感じるのが自然です。
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