原神のバージョン4.7の魔神任務第四章六幕「ベッドタイムストーリー」の重要なポイントを解説します。
天理は眠っており、消息を絶っている
ファデュイが好き放題やっていても、アビス教団が様々な計画を実行しても、教令院と博士が神を作ろうとしても、水神フォカロルスが神座を壊しても、なぜ今まで天理は何も行動しなかったのか。
その理由が判明しました。
天理は500年前から消息不明です。
眠っているというのは比喩です。天理は本来の力を使えない状態にあると考えるのが自然です。
天理はカーンルイアの災厄で消耗したか
500年前に起こったカーンルイアの災厄。
天理は七神のうち草神以外の六柱の神を招集して、災厄に対処しましたが、この戦いで、雷神の眞、水神のエゲリアが死にました。そして禁忌の知識の汚染で草神のマハールッカデヴァータも死にました。
七神すら死ぬような戦いで、天理も無傷だったとは考えにくいです。
天理は古の時代にニーベルンゲンと戦って勝利したものの、負傷し、それがきっかけで神の心を作っています。
天理は無敵ではない。
運命の織機の機能:テイワット全土の地脈を紡ぐ
アビス教団はダインスレイヴから「最古の耕運機の目」を奪うことに成功。運命の織機を完成させました。
魔神任務内での会話から、運命の織機は「テイワット全体を操作するための装置」だと考えられます。もっと簡単に言うなら、「テイワットを天理から奪う」ためのものです。
地脈を紡ぐことのできる運命の織機により、天理の持っているテイワットの支配権や管理する能力をアビス教団が使えるようになる可能性が高いです。
未完成状態でもテイワット人に記憶を埋め込むことが可能となっており、これは世界樹の持っている機能に似ています。運命の織機を使って「カリベルト」の記憶を人々に埋め込んだため、既に死んでいるカリベルトの話をスメールの人々がするようになりました。
テイワットに属する者は「運命」というルールに縛られており、世界樹を使って記憶を書き換えられてしまいます。テイワットの本当の歴史は隠されており、絵本や童話のような形で残されているだけです。
かつて、キングデシェレトはそのルールから逃れようとしましたが、結果的にそれが禁忌の知識による汚染をスメールに招いてしまいました。
しかし、完成した運命の織機を使い、テイワットの管理機能を掌握すれば、魔物にかけられている呪いを解くことができる可能性があるだけでなく、世界の真実を知ることができ、そして、テイワット人を天理による支配から解放できます。ただし、結果としてアビス教団による支配に変わる可能性があります。
ダインスレイヴの目的の一つは、五大罪人への復讐
プロプタチュール、レインドット、ヴェズルフェルニル、スルトロッチ、レリル
カーンルイアのこの5人は、アビスの力を手に入れ、「超越者」になったとダインスレイヴは説明しています。
超越者とは、テイワットの法則による縛りから解放された者を指すと考えられます。「ペリンヘリ」という本の中にも超越者という言葉が出てきます。
スルトロッチはスカークの師匠であり、フォンテーヌに現れたクジラを「ペット」だと言っています。
ヴェズルフェルニルはコロタールを唆してアビス教団を設立しました。
五大罪人はカーンルイアを見捨て、カーンルイアが滅びる原因となったため、ダインスレイヴは復讐しようと考えています。
旅の終点は「果ての花の海」
少なくとも、旅人の双子の旅の終点は「果ての花の海」だったことが明かされています。
双子が旅をしている時に見たいと言っていた花の海が、テイワットの旅の終点にあった。
あれはインテイワットで、カーンルイアの国花だとされています。
しかし、2人はテイワットに来る前からその花の存在を知っていたことになります。
現時点でまだ明確な答えはありません。
白姫と六人の小人
原神の序盤の「リサの伝説任務」で、リサは本がアビス教団に盗まれたことに気づき、旅人と共にそれを探します。その本は「白姫と六人の小人」といいます。
アビスの魔術師はこう言います「モンドにも…あの秘密を…理解する人間がいたとは…」
白姫と六人の小人の本には原神のストーリーの全体像が書かれていると言われています。
魔神任務や世界任務が進むに連れ、徐々にこの本の内容が理解可能なものになってきています。
「六人の小人」=「罪人とダインスレイヴ」である可能性が否定できません。
考察:パイモンが「天理」なのか
最後ですが、パイモンが天理という説も否定できなくなっています。
原神の世界において、神が力を使い果たすと小さくなります。
グゥオパァーやマハールッカデヴァータも力を使ってから小さくなりました。
パイモンの衣装の至る所に、天空の島をモチーフとしたデザインがあります。
500年前の災厄を鎮めるため、既に一度負傷して力が弱まっていた天理はさらに消耗した。
これまで「天理」という存在の見た目は一切明かされていません。名前だけです。
4.2のイベント「トルクシーの不思議な冒険」では、創作の物語として、パイモンが自らの正体、女神であることを明かし、王子に七色の栄光を授けるというストーリーが描かれます。これがただの寓話でないのかもしれません。
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