原神の初期の頃だと、「アビス」と「アビス教団」の立ち位置は明確に区別されていませんでした。
最初の魔神任務で、アビス教団がアビスの力を利用してトワリンを暴走させました。
アビス教団をアビスの一派だと思った人もいるかもしれません。
しかし、ナタの一連の魔神任務から、「アビス教団はアビスに属さない」ということが確定しました。
アビス教団員は誰一人としてナタへの侵攻に参加していない
Ver5.1の魔神任務では、アビスの軍勢がナタに侵攻しましたが、その中にアビス教団員は一人としていませんでした。
アビスの軍勢として登場したのは、アビスの力に染まったヒルチャールやナタの竜、シャドウハウンド、ミミックフローラでした。
アビス教団の「コモンキ」がVer5.0の魔神任務で、夜神の国にカチーナを救出に行く途中に登場します。
しかし、コモンキのようなアビス教団員はナタへの侵攻には一切参加していません。
コモンキは次のように語っています
コモンキ:
否。アビスの力は人を酩酊させる。それにより為される破滅はまるで芸術作品。我がここに現れたのも、ただ近くでそれを鑑賞する機会を逃さぬためだ…
この台詞を読む限り、アビス教団はアビスの力を信仰しているにすぎず、アビスの勢力の一部ではないことがわかります。
アビス教団は罪人「ヴェズルフェルニル」によって設立されました。
カーンルイアの五大罪人はアビスの力に手を染めました。
アビス教団は、アビスの力を利用しようとしている勢力であって、アビスそのものではないのです。
この点は整理して理解しておいたほうが良さそうです。
そしてアビス教団を率いるのは双子。
アビス教団は地脈を紡ぎ直せる「運命の織機」を完成させようとしています。
ナタの魔神任務の時点で、アビス教団が今後どのような動きを見せるのかは明らかになっていません。
おそらく、スネージナヤの魔神任務が終わってからになるでしょう。
一方で、「天理」や4つの影、神の使い達は大昔からアビスに対抗しようとしてきた勢力です。
天理はアビスの力に対抗するために「燃素」を改良して「元素力」を生み出しました。
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