声優の鈴木達央さんが野村哲也氏に関する噂を一蹴

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FF15ノクティスやFF14アイメリクの声優の鈴木達央さんがTwitterでスクウェア・エニックスの野村哲也ディレクターに関する噂を否定しました。

ここで言う「噂」というのは、アンチや◯天堂信者によって捏造された話のことですね。そしてまとめブログが嘘を撒き散らしまくっていたと。

鈴木達央さんはFF15がまだ「ヴェルサスXIII」だった頃からノクティス役に決まっており、開発内部の事情もかなり知っていたようです。
2005年とかそのあたりでしょうか?

ヴェルサスXIIIはファイナルファンタジー13シリーズの1つで、もともとFF13は「FF13無印」「ヴェルサス」「アギト」の3つが用意されていました。
しかし、ヴェルサスXIIIはオープンワールドを採用したため開発が難航し、2013年に「ファイナルファンタジーXV」と生まれ変わりました。

FF15とヴェルサスはストーリーが大きく異なります。本来のヒロインもFF15には出てきません。野村氏が考えたヴェルサスのストーリーはほんの一部しかFF15に受け継がれていません。
ヴェルサスXIIIの構想をFF15に全て落とし込むのが当時のスクウェア・エニックスの技術的・時間的に不可能だったと言われています。

さらに、2010年頃のスクウェア・エニックスは「ファイナルファンタジー14」が悲惨な状況になっており、主力の開発スタッフを使ってFF14の立て直しを行っていたため、リソースが取られていたという理由もあります。

ぶっちゃけ、当時野村氏が作っていたのは3DSやPSP向けのキングダムハーツのスピンオフだったわけで、本来ならスクウェア・エニックスのAAAタイトルを担当するべき野村氏をそんな所に配置した経営陣に問題があるような気はしてしまいますね。

名前は出てきてませんけど、前スクウェア・エニックス社長の和田洋一氏。彼が社長だった期間のスクウェア・エニックスは結構めちゃくちゃな状況だったと思います。

鈴木達央さんが言うように、ネットに書かれているのはほとんどガセネタで、単に野村氏や田端氏を叩きたいだけの人間の作り話だとはっきり否定してくれたのは業界にとっては良い事なのではないでしょうか。

しかし、ヴェルサスのストーリーが闇に葬られてしまったのはもったいないとは思ってしまいますね。
ちなみに記事最上部の画像はヴェルサスXIIIです。

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