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【原神】「傀儡」=マリアン・ギヨタン?【考察】

原神

原神のファデュイ執行官「傀儡(サンドローネ)」とフォンテーヌの水仙十字院、そしてアラン・ギヨタンとの関係とは。

魔神任務でサンドローネが自ら語ったフォンテーヌの話

魔神任務 空月の歌 第四幕で、傀儡は旅人に過去の話をします。

それは「水仙十字院」の話でした。フォンテーヌ科学院の設立者で、フォンテーヌの機械を発明したアラン・ギヨタンと傀儡は交流あったことが明かされており、アランが生きていた頃は時々話していたようです。

おさらい

フォンテーヌの一連の世界任務で、アランやルネをはじめとした水仙十字院の生涯が描かれています。

詳しくは以下の記事で解説しています。

画像の左の人物がアラン・ギヨタンであり、フォンテーヌの天才的な科学者でした。アルケーを使って機械を動かす仕組みを発明し、フォンテーヌ科学院を設立します。

集合写真

重要人物達の集合写真です。マリアンの姿は傀儡とよく似ています

それぞれがどうなったかというと

アラン→科学院を設立。「水仙十字孤児院」の遺跡のそばで死亡
マリアン→マレショーセファントムの任務中に殉職・溶けてリリスに吸収される
ジェイコブ→アビスの力を得て人ならざる存在となり生き続ける
ルネ→リリスと融合し「マスター(ナルツィッセンクロイツ)」となる
バザル→海軍の任務で戦死

傀儡はアランの妹のマリアン・ギヨタンなのか?

アラン・ギヨタンの妹・マリアンはマレショーセファントムの任務中に死亡したとされています。

さらに、マリアンは死後、純水精霊のリリスに吸収されたことが明かされています。

見た目もマリアンと傀儡はよく似ています。

マリアン

少なくともアランは年月の経過によって大人の外見になっています。

しかし、傀儡はやや子供っぽい若い見た目をしています。

したがって、傀儡が直接的にマリアン本人というのとは違うと思います。

「アラン・ギヨタンは友人と家族を失った」と傀儡は言っており、家族はマリアンしかいないので、マリアンが死んだというのは確定的です。

傀儡はマリアンを模した機械/人形または再構築された人間?

傀儡は自ら優秀な発明家のように振る舞っていますが、本当は兄の見様見真似をしているだけではないかと推測します。

傀儡はノートに書かれている方程式を「浅はかな謎解き」と表現しています。

つまり、「アランの理論と比べたら浅はかである」という意味で、傀儡はアランに対し幾らかの敬意を持っていることが窺えます。

その上で、傀儡(サンドローネ)は、マリアン・ギヨタンのように振る舞う人形または機械、あるいはルネによって再構築された人間という説が考えられそうです。

水仙十字結社の研究で、器を用意すれば記憶や意識を移植できることが判明しています。ルネ自身が自分の意識をリリスと融合させています。

サンドローネをアラン自身が作ったという可能性もかなり高いでしょう。

人そっくりの人形を作るためにはカーンルイアの技術が必要だということは、雷電将軍がスカラマシュを作ったのと共通しています。

アランはカーンルイアの遺跡機械や、砂漠の機械生命の研究もしていました。カーンルイアの技術を知っていたとしてもおかしくありません。

ルネによる再構築説ですが、その方法であれば、リリスに吸収されたマリアンの記憶を使って、彼女を作り直すというのはあり得る話です。

しかし、傀儡の口ぶりからすれば、アランによって作られたという方が信憑性があります。

歳を取っていないのを見ても、再構築された人間というよりは、機械や人形だという方が納得がいきます。

水仙十字院の物語の結末

フォンテーヌの世界任務「水仙の痕跡を追って」では、最終的に旅人達一行が、ナルツィッセンクロイツ(リリスにルネが融合した存在)と戦います。

ルネは戦いの末、旅人が「降臨者」、つまり世界を見届け、記録し、設計する者であることを悟り、救世を諦めます。

これはルネにとって、世界を救いたいという”夢”の終わりです。

傀儡の台詞の意図

ファデュイの道化やスネージナヤの女皇も世界の救済を考えています。

ファデュイによる「天理に支配されない新世界の創造」という目的は、ルネ達水仙十字結社の「世界を救う」という目的とも一致しているのです。

傀儡の台詞はこのことに遠回しに触れていると考えられます。

自己救済を求めている者が「世界を救いたい」という夢を抱く。

傀儡はファデュイが目指していることと、ルネ達がかつてフォンテーヌで起こしたことを重ねようとしています。

大切な友人や家族、未だ答えの見つからない命の意味、まだ成し遂げていない偉業…そのすべてが一瞬でかき消されるのを見たくないから…

混沌とした世界に自分の居場所を見つけたいから…浪や風に押し流されたくないから…

だから、自らを救うために、運命の潮流に足を踏み入れたのかもしれない。

そしてこの言葉はレリルの過去とも一致する。

傀儡は運命の潮流に足を踏み入れた者達(ルネやアラン)の過去を語りました。

ファデュイがこれからやろうとしている新世界創造の計画、アビスに染まり罪人となったレリル、フォンテーヌの天才達(ルネやアラン)の過去、そこに根ざしているものが同じであるということが傀儡の台詞から読み取れます。

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