「ストーリーが良い」と言われているスマートフォンゲームがありますが、実際にプレイしてみると大したことがありません。
『スマホゲームの中ではマシな方』という言い方が正しい。
名作ゲームほど良いストーリーはスマホゲームにない
ストーリーが良いゲームというと、クロノ・トリガー、FF6やFF7、FF10、ラストオブアス、シュタインズ・ゲート、マブラヴオルタネイティブ、CLANNAD、リトルバスターズ、Fate/stay night、サイレントヒル2、ワンダと巨像、ハーフライフ2、レッドデッドリデンプション2、ペルソナシリーズ、ライフイズストレンジ、龍が如くシリーズ、メタルギアソリッド、Undertale等があります。
このレベルのストーリーがあるスマホゲームは見たことがありません。
ブルアカもヘブバンもスタレも他にストーリーが良いと言われてるスマホゲームもやりましたが、微妙なストーリーだと思いました。
スマホゲームのストーリーは「それっぽい感じ」には書かれていますが、『良い』といえるレベルにはない。
制限されたストーリーの幅
その最大の理由は、プレイアブルキャラクターを死なせることができないためです。
また、他のキャラクターとの関係がかなり制限されてしまう。
プレイアブルキャラクターを主人公以外のキャラクターと恋愛関係にしたり、あるいは仲間との関係を険悪なものにしたりといった設定ができません。
さらに、キャラクターの幅が非常に狭いです。
主人公に何か罪を背負わせるといったことも難しく、ストーリーに深みをもたせられない。
また、シナリオライターからしても、何年もかけて物語を練ることができないので、薄っぺらくなりがち。
スマホゲームのストーリーは過大評価されています。
ただ、ゲームの収益性という面ではそれで良いのです。たくさんのキャラクターを実装し、ガチャを引いてもらうのであれば、全体のストーリーよりも個々のキャラクターが魅力的に見える、ガチャを引きたくなるストーリーさえあれば良い。
その昔、MMORPGのようなジャンルのゲームにもストーリーはありましたが、誰も気にしないレベルのストーリーでした。それでも、ストーリーがつまらないからやめるという人はいませんでした。
つまり、ストーリーが駄目でも、キャラが魅力的でゲームプレイが面白ければプレイヤーを留めることができます。
しかしその逆は不可能で、ストーリーが面白くても、キャラに魅力がなく、ゲームプレイが駄目ならプレイヤーを留められません。
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