「崩壊:スターレイル」のピノコニー編と比べて、バージョン3.0のメインストーリーであるオンパロス編は退屈に感じました。
オンパロスのストーリーはなぜつまらないのか、その理由に迫ります。
オンパロスのストーリーがつまらない理由
原因1:危機が迫っていないように感じる
オンパロスにとっての危機はタイタンですが、オンパロスの街の様子やオンパロスのストーリーの切迫感などからは本当に危機が迫っているようには感じません。
街が破壊されているわけでもなければ重要人物の誰かが殺されているわけでもない。
スターレイルのゲーム冒頭・宇宙ステーションですらレギオンが侵入して危機が迫っている感じはあったと思います。
「ゴジラが街を破壊するシーンが一切ないゴジラ映画」が面白いのかどうか。「誰も地球へ侵略に来ないドラゴンボール」が面白いのかどうか。それが今回のオンパロスが退屈な理由の根幹です。

原因2:謎解きが多すぎる
謎解き要素によって物語の流れが断絶しています。
あまりにもマップ探索や謎解きが多い。
崩壊スターレイルはアクションゲームではありませんし、パズルゲームではありません。
戦闘があるのは気にならないですが、謎解き要素はメインストーリーには不要です。
全体で1つ2つならまだ耐えられたでしょうが、何十個もやらされるのは疲れます。

「ストーリーを見る」のが目的でなく、パズルをやるのが目的ならそれも苦ではないでしょう。しかし、ストーリーを読みたくてプレイする上で、多数の謎解きがそれを妨害してくるのは問題があります。
原因3:ストーリーが冗長で淡白
これはベロブルグのストーリーにも言えますが、1時間で語れるストーリーを5時間くらいに引き伸ばしている印象です。
冗長。無駄が多いです。
ストーリーをすっきりさせてテンポよく話が進まないと面白くない。
ピノコニー編では最初から謎めいた台詞や驚きの展開がたくさんありました。そういった驚きがあればストーリーが長くても先が気になって読み進められますが、特に驚きも無い展開が続けば飽きてしまいます。
原因4:動きの少ない会話シーンが多すぎる
最大の問題点ですが、オンパロスのメインストーリーでは「キャラクターが突っ立ってただ話すだけ」というシーンがあまりにも多いです。
何かをしてから話すのであれば良いのですが、ひたすら棒立ちで話すだけのシーンが多い。
これは良いとは言えません。

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