ゼンレスゾーンゼロの第2回ベータを100時間プレイした人の感想

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ゼンレスゾーンゼロ

ゼンレスゾーンゼロの吸音テストが終わりましたが、合計で100時間ほどプレイしました。

なぜ100時間とわかるかというと、AMDのソフトウェアで、ゲームを何時間プレイしたか自動で記録されるからです。

その合計プレイ時間が102時間でした。

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100時間プレイした感想

テストの終盤では、色んなものが大量に配布されレベル50まで上げることができました。

S級キャラも2回配布があり、好きなキャラを獲得できたので、色んなキャラを試すことができました。

個人的に一番使ってて強いと思ったのはエレンでした。

零号ホロウというローグライクコンテンツがあり、その最高難易度にも挑戦しましたが、ラスボスが尋常ではないほどの強さでした。ピンク色のやつです。

攻撃が痛いとか敵が硬い以上に、行動パターンやギミックが難しかった。

しかし、このくらいの難易度の方がやり甲斐があるので簡単にはしてほしくないですね。ゲームオーバーになっても3回まで再挑戦できるので、行動パターンを見て、攻略法を覚えたりする楽しさがあります。

このゲームの楽しさはそこにあると思います。回復が制限されているので、ある程度の緊張感を持って戦う強い敵の存在は挑戦しがいがあり、楽しい部分です。それがなかったら、たぶんほとんどの人はすぐに飽きてしまうでしょう。

ただし、その難易度まで到達するにはかなり時間がかかります。メインストーリーの敵は簡単です。レベル50付近、そこまで来てようやくやりごたえがあるコンテンツに出会えます。

ゼンレスゾーンゼロには一つ大きな問題があり、それは育成素材のためにコンテンツをプレイすることにかなり作業感があるということです。

ストーリーとかやってる最初のうちは戦闘にも新鮮さがあって、そう感じることはないのですが、100時間近くプレイしていると、徐々に作業感が強くなってきます。

原神で聖遺物周回をするよりも作業的かもしれないです。

バトルラリーや零号ホロウの最高難易度くらい難しければある程度楽しいですが、ゼンレスゾーンゼロのシステムだと、簡単なコンテンツをキャラ育成のためにクリアすることに楽しさはあまりありません。

なんというか、システム的な限界が見えてしまった印象です。

レベル50まで育成できたのは、ベータテストでは、育成素材がたくさん配布されていたので、一気にキャラクターを強くできたからです。それがなかったら無理だったし、面倒に感じてたでしょう。

個人的には、サービスが始まったら、メインストーリーとイベントストーリーだけやって、あとは時々遊ぶくらいになるかもしれません。

ストーリーでの会話は、特にニコやビリーが関わると面白かったです。ニコはとにかくお金がないため、クレーンゲームの景品を転売しようとしていたり、隣のオフィスの回線にタダ乗りしてたり、面白いキャラです。

ストーリーに関係なくても街にキャラがいて、ちょっとした会話をしたり、日常生活を垣間見たり、そういった部分はこのゲームならではの良さに感じました。会話の選択肢で好感度が変化します。

戦闘システム周りの設計は本当に良く出来ています。

プレイヤーの入力に対する反応が素晴らしく、戦闘におけるストレスが非常に小さい。思い通りに動かせる感覚。

微調整を重ねてきたんだろうなとベータテストですらそう感じられるほど、洗練された戦闘システムです。

日本でこのレベルのアクションができるスマートフォンゲームを作っているメーカーはないと思います。

個人的に戦闘で好きな点は、キャラ交代した時に、一瞬で交代するのではなく、ちょっとだけ残って、攻撃を終えてから後退するところです。上の画像でも、11号がパリィしてる時でも、クレタがまだいます。

うまく説明できないですが、攻撃してる途中でキャラチェンジすると、次のキャラが表に出てきても、その攻撃が終わるまでは場に残っています。こういう細かい演出が好きです。

そして、「TV配列ボード」なんですけど、正直面白くはないですね。

意味がないというか、無駄な時間という印象が強い。ゲーム世界あるいはゲームプレイが断絶してしまっている感じというか・・・。

たとえるなら、30分のアニメを見ている途中に、10分のニュース番組が挟まって、それが終わったらまたアニメ本編に戻るみたいな感じです。

TV配列ボードはキャラクターを見るわけでもないですし、アクション戦闘もないし、本当にミニゲームでしかないです。しかし、それを何時間、何十時間もやらなければならない。

「これ・・・いる?」

バトルが連続すると確かに疲れるので、小休止は必要だと思いますが、違う形でも良いと思いますね。正直。

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