原神のスネージナヤ編の魔神任務 第七章を解説します。
※この記事にはネタバレが含まれています。魔神任務をプレイしていない方はご注意ください。
スネージナヤ編ストーリーまとめ(7.0)
厳冬計画
スネージナヤでは「厳冬計画」の影響を多くの国民が受けていた。
厳冬計画とは
- ファデュイが進めていた”天理を殺せる兵器”を開発する「ヤドリギ計画」の成功には大量のエネルギーが必要だった
- スネージナヤでは「クルースニク晶鉱」を使って過酷な寒さを凌いでいたが、「クルースニク晶鉱」が生み出すエネルギーがヤドリギ計画完遂には必要だった
- ファデュイはスネージナヤ国民へのクルースニク晶鉱供給を減らす政策で資源を調達したが、国民からの反発や供給量の減った晶鉱を巡るいざこざも起こるようになっていた
- 議会でも既に39%は厳冬計画に反対票を投じるようになっていた
ロコット
- 旅人は氷の女皇の計画を調べるため、反体制組織「ロコット」に焦点を当てる
- ロコットは秘密組織で、メンバー同士でも素性を知らず、表向きは別の職業や異なる身分の人々が集まっている
- アリョーシャやヴァジャニーツァはロコットのメンバーだった
- 新エネルギー研究の専門家「ミティヤ」から情報を引き出すことに
- しかしミティヤの生き物のようなマフラーが、機密情報を話そうとするとミティヤの口を塞いだ
レーレク
- 「レーレク」はロコットの中でも異端で過激な人物
- レーレクは厳冬計画を中止させるため、脅迫や扇動、賄賂など手段を選ばない
- 工場の持ち主チュグノフにも脅迫状を出して反対票を投じさせた
- レーレクの正体はオデットだった
- オデットは入りたくてファデュイに入ったわけではなく、父が任務中に死んで母も怪我でバレリーナができなくなっていたオデットを、ロザリン(淑女)がファデュイに加入させたのだった
死の執政 ロノヴァの介入
彷徨う魂を地脈へ戻そうとしていたロノヴァ
- ロノヴァはテイワットの死を管理する使命から、地脈に還らずに世界を彷徨っている魂を地脈に戻そうとしていた
- スネージナヤの「シュラム」と「タシュカ」は過去に死亡した人物だったが、スネージナヤの地脈が天の使いによって改造されていたせいで、魂が地脈に還らずに数百年も彷徨い続けることができていた
- 魂が地脈に還らないと、未練や怨念が蓄積し、世界にとって非常に危険な存在となってしまう
- 2人の魂を地脈に戻すのが今回のロノヴァの目的
- テイワットの生命は、肉体が死に、魂が地脈に還って初めて「完全な死」を迎える
ロノヴァは魂を直接地脈に送り込めない
💡ここが重要なポイント
- 本来、彷徨う魂を地脈に送るのは「天の使い」の責務であって、死の執政が天理に与えられた使命ではない
- しかし、「天の使い」が天理から罰を受けて滅びてしまったため、天の使いの手で彷徨う魂を地脈に送ることはできなくなっていた
- ロノヴァには強制的に魂を地脈に送る権限がないため、彷徨っている魂に死を受け入れさせることで地脈へ導くことをしていた
- 劇場の周辺の地脈は過去に天の使いが改造しており、死者がすぐに地脈に還ることができない異常が発生していた
- ロノヴァはこれを利用した
劇場内での死亡事件の意味
シュラムとタシュカの魂を地脈に戻すため、ロノヴァは劇場に集まった旅人達を利用することにした
死の呪い
- ロノヴァはオデットのプレビュー公演を見るため劇場に集まった全員に死の呪いをかけた
- 死の呪いが発動し、劇場にいた者たち全員は「死」という状態を与えられた
- しかし、天の使いに改造された地脈のせいで、魂が地脈に還らず、特殊な空間に留まった
- ロノヴァはアリョーシャに化けて旅人達の中に溶け込み、誘導しようとした
連続死亡事件
劇場では人々が次々に”死亡”していった
- 劇場周辺の改造された地脈は1日2人ずつしか魂を受け入れられない
- シュラムとタシュカは地脈に還ることを拒んでいる魂なので、代わりに他の人の魂2人分を毎日地脈が吸収していた👻
- ロノヴァの思惑通り、旅人達は”死亡事件”の真相に近づく
- そして、シュラムとタシュカが過去の人間であることを知る
- シュラムは生前の恋人リディアがその後家庭を持って幸せに生きたことを知り、未練がなくなり、死を受け入れた
- タシュカは雪咳という病気で死ぬ前に薬を取りに行った兄を待つために魂が地脈に還ろうとしなかった
- タシュカは自分が雪咳で死んだことを理解し、死を受け入れた
- ロノヴァは2人の魂を地脈に還すという責務を完了した
事件解決の後、全員復活した理由
劇場での事件解決後、全員目を覚まします。
- これと全く同じ「呪い」がスネージナヤの新エネルギー研究員達にもかけられていた
- 研究員達には突然ぼんやりして記憶が抜ける現象が起きていたが、ロノヴァの死の呪いだった
- しかし、ロノヴァの呪いでは一時的に死亡してもしばらくして「復活」する
- これは、テイワットの生命体の完全な死が「肉体と魂の両方の死」であるため
- ロノヴァの呪いは「死」という状態を与えても、肉体や魂を破壊するわけではない
- (おそらく)生の執政の呪いによって、肉体が無事であれば死の呪いによって肉体を離れた魂が戻ることで復活する
- だからロノヴァの死の呪いが発動しても、肉体が無事なうちは復活可能
- (なぜロノヴァの呪いで死んでも復活できるのかはまだ謎のままだが、それがロノヴァの綻びとなっている可能性)
「隊長」は不死の呪いで肉体は死なないが、魂が肉体を離れることをロノヴァによって許され、魂がナタの地脈(夜神の国)に入ることができた。だから身体だけ生きた状態でナタに置かれている。
【超重要】死の呪いが発動した理由
❌️ロノヴァは旅人達に呪いをかけて死なせてやろうと考えていたわけではありません
ミティヤにかかっていた呪いがプレビュー公演で発動してしまったのです。
💀ミティヤにかかっていた呪いは「スネージナヤの科学技術が飛躍的に発展し天理への脅威になる時」に発動する。オルジェイナヤ・パラタでも発動している。
ミティヤは次のように言っています。
ミティヤ:
そういえば…「死ぬ」直前に、何か書こうとしていた気が…
思い出せない…たしか研究に関係するものだったはず…
つまり、ミティヤはプレビュー公演を見ていた時に、ヤドリギ計画を先に進めるようなアイデアを思い浮かんでしまったのです。
これが呪いの発動条件を満たしました。
そしてミティヤの周囲にいた人間全員に死の呪いが降りかかった。
✅️しかし、劇場の地脈が過去に天の使いによって改造されていたことで、死の呪いを受けた旅人達の魂が、死と生の間の特殊空間に滞留してしまったというのが今回のストーリーの真相です。
ロノヴァはこの状況を利用してシュラムとタシュカの魂を地脈に還すことにしたのです。また、この状況自体を楽しんでいたとも言えます。
ヤドリギ計画
ファデュイが進めている「ヤドリギ計画」が明らかになる
- ヤドリギ計画は、『天理を殺すための兵器』を製造する計画
- スネージナヤは「滅び」は受け入れても「否定」は受け入れないことを決めた
- カーンルイアやヒュペルボレイアのように人々の権利が奪われるくらいなら、天理に反逆するというのが氷の女皇とスネージナヤの意思
- 天理には光界力や元素力では太刀打ちできない
- そこで第3降臨者に由来する「星の楔」に宿るエネルギーを使う
- テイワットの外から来たエネルギーで天理を倒すというのがスネージナヤの狙い
- 厳冬計画で集めていたクルースニク晶鉱は、未知のエネルギーを星の楔から抽出し変換するために必要だった
なぜ「ヤドリギ」?
ヤドリギという名前は北欧神話に由来したものだと考えられます。
北欧神話に登場する神「バルドル」は、世界中のあらゆるものがバルドルを傷つけられないようにしたが、その中で唯一例外だったのがヤドリギでした。
北欧神話では、ヘズという神がヤドリギを使ってバルドルを殺します。
原神では「これしか天理を傷つけられない」という意味を込めてヤドリギという名前がつけられているのだと思われます。
明かされたパイモンの過去
ファデュイ統括官「道化」はパイモンの過去を明かした。
- パイモンは「天空の島の創造物」
- パイモンはスネージナヤに入ってから体調を崩していたが、天理を攻撃するヤドリギのエネルギーの影響を受けていたのが原因だった
- 月の破片を引きずり下ろす技術を、カーンルイアが天空の島に使った時に得られたのがパイモンだった
- 逆に言えば、月を引きずり下ろす技術はカーンルイア由来
- 道化は、パイモンをカーンルイアの黒王イルミンへ献上しようとしたが、黒王は興味を示さなかった
- パイモンは道化が住んでいた宮殿で暮らすことになったが、赤子同然だった
- 現在のパイモンは当時のことを全く覚えていなかった
- 道化はパイモンが呪いを受けた可能性を示唆したが、カーンルイア時代から現在に至るまでのパイモンの500年間は謎のままだった
計画を阻止しようとするロノヴァ
死の呪いでヤドリギ計画が先に進まない
- ロノヴァはミティヤを始めとしたヤドリギ計画の研究員や技術者達に死の呪いをかけていた
- 呪いは、スネージナヤの科学技術が飛躍的に発展し天理への脅威になる時に発動、死を与えていた
- 死の呪いはヤドリギ計画が思うように進まない原因となっていた
- 執政は死の呪いによって、スネージナヤの科学技術が天理を脅かすことがないように制限していた
- しかし、ロノヴァの呪いには制約があり、呪いをかけた者を永続的に死亡させた状態にできなかった
- 科学技術の進歩を止めたいなら研究員を全員テイワットから排除してしまう方が簡単だが、ロノヴァの死の呪いを受けても、しばらくして復活する
- おそらく、ロノヴァの能力にも制約があり、「死」を与えられるが、テイワットから人々を完全に排除する権限はない可能性がある
考察
四つの影(執政)を生み出した天理は、テイワットの文明を反映させ、維持することが目的です。
したがって、執政がテイワット人を殺してしまうというのは天理の目的に反しています。
何らかの条件を満たすか、天理から許可された時のみ、執政はテイワット人の命を奪えるのでしょう。
ロノヴァがやっているのは「死」という状態の付与だけです。
ロノヴァ自身も呪いは殺戮ではないと否定しています。
死後の世界
旅人はオルジェイナヤ・パラタでパイモンを探している途中で、ロノヴァの死の呪いの発動によって死後の世界に行ってしまいます。
しかし、オデットが持っていた「燃珀」が旅人を死後の世界で導いてくれたおかげですぐに戻ってくることができました。燃珀が旅人の肉体の座標を魂に指し示したから早く戻ってこれたのです。
重要ポイント:旅人をテイワットにとどめているのは「パイモン」
旅人はパイモンがいたから「降臨者の孤独」を感じていなかったことに気づく
- 旅人はパイモンと常に一緒にいたので、パイモンがいることを深く意識してこなかった
- 旅人(空/蛍)は初めて自分にとってのパイモンの重要性を言語化した
- パイモンが体調を崩し、劇場に閉じ込められ、パイモンと離れる時間が増えたことで、旅人は「孤独」を感じるようになる
- テイワットにおいて他の何者でもない降臨者は明らかに孤独な存在だが、常に傍らにいたパイモンのおかげで孤独を感じなかった
- 旅人にとってパイモンが”「この世界」そのもの”なのは、パイモンが旅人とテイワットを結びつける存在だから
- 旅人の目的は双子と再会し、星々を旅していた元の暮らしに戻ること
- 本来、旅人にとってテイワットは自分の住む世界ではなかったが、それを自分の世界だと感じさせたのがパイモンである
テイワットのあらゆる規則は「呪い」
- テイワットのあらゆるルールは呪いで構成されている
- 「魔神が人間を愛すること」ですら呪いによるもの
- テイワットのあらゆる物事が強制的に従うルールを「呪い」と呼んでいるに過ぎない
- テイワットの「呪い」は、本人の意思とは無関係にあり方を強制する
- 全て天理が決めたものであり、この規則から解放されるために、「ヤドリギ計画」を進行しているといえる
オデットと淑女の関係
魔神任務の中では、オデットとロザリン(淑女)の過去が語られます。
🤵オデットの父・・・淑女の部下だったが任務で死亡
🤦オデットの母・・・夫の死で悲しみに暮れ、舞台で怪我をし、バレリーナができなくなる
ロザリンは一家を救うためにオデットをファデュイへ入隊させ、オデットはロザリンから過酷な訓練を課せられ、ロザリンに対して憎しみの感情すら生まれていた。
オデットは、ファデュイと並行してバレエを続けて、バレエで母を養えるようになったらファデュイを抜けてロザリンを見返そうと考えた。
ロザリンはオデットを本気で気にかけていたが、ロザリンの性格ゆえにオデットには伝わっていなかった。
両者の関係は修復されないまま、ロザリンは稲妻で雷電将軍に斬られて死亡。
オデットはロザリンのことを誤解していたことに気づき始めていたが、和解する前にロザリンが死んでしまい後悔の念があった。
オデットはかつてロザリンに見せることを拒否した自分の踊りを、ロザリンの墓の前で披露した。
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